無料壁紙サイト比較 — 「無料で落とせる」と「使ってよい」は別
無料の壁紙サイトを比べるとき、いちばん大事な違いは画像の量でも画質でもなく、落とした画像をどう使ってよいかが、どこに書いてあるかです。実際に各サイトの利用条件を開いてみると、はっきり3つの型に分かれました。
3つの型
| 型 | サイト | どう書いてあるか | 壁紙として使うなら |
|---|---|---|---|
| 条件が書いてある | Unsplash、Pexels、Pixabay | 帰属表示は不要。ただし単体での再販や、他のストックフォト・壁紙サイトでの再配布、似たサービスを作ることは禁止 | 自分の端末に設定する分には条件が明快。集めて配ることはできない |
| 条件が書いてあるが、個人利用だけ | WallpaperAccess | 「個人利用のみ」。自社の透かし入り以外の壁紙は各作者の著作物。画像への直接リンクと他サービスへの組み込みは禁止 | 自分の端末に設定する以外の使い方は書かれていない |
| 条件がどこにも書いていない | Wallhaven | 利用規約は投稿者の義務だけを定め、ダウンロードする側への許諾が存在しない | 使ってよいかどうかが、そもそも決められていない |
「無料で落とせる」と「使ってよい」は別
三つ目の型が、読者がいちばん意識していない危うさです。利用者が投稿するサイトでは、投稿者が本当にその画像の権利者かどうかをサイトは保証していません。Wallhaven の利用規約は、投稿者が「the Content is yours (you own it)」と表明することを求め、サイトは「We take no responsibility and assume no liability for Content」と述べています。つまり、落とした壁紙をどう使ってよいかは、規約のどこにも書かれていない。
一方、Unsplash・Pexels・Pixabay は条件がはっきりしています。Pexels は「other stock photo or wallpaper platforms」での再配布を名指しで禁じています。この条項があるおかげで、既存の無料素材を集めて壁紙サイトを作る道は塞がれています。i-Poster が自分で生成した画像だけを配っているのは、この制約を避けるためでもあります。
Zedge について
Zedge は壁紙アプリとして広く使われていますが、利用規約の本文には到達できていません。欧州から開くと同意画面が本文を覆い、そこには「1080 partners」とのデータ処理への同意を求める文言がありました。Zedge が自社で「AI Wallpaper Maker」を提供していることは確認できています。規約の本文が読めた時点で、この比較に加えます。